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【プレスリリース】VMSが台湾実践大学の学生たちへヴィジュアルマーチャンダイジングの講義を実施

現場で活きる、ヴィジュアルマーチャンダイジングを学ぶ

ヴィジュアルマーチャンダイジングのコンサルティングから施工までを手掛けるVISUAL MERCHANDISING STUDIO株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表: 堀田健一郎、以下VMS)は、台湾の私立総合大学である台湾実践大学でファッションを学ぶ台湾の学生たちに向け、ヴィジュアルマーチャンダイジング(VM)の講義を実施。現場で生きるVMのノウハウや知識について、講義を行いました。

VMSの「VM」=ヴィジュアルマーチャンダイジングの教育を台湾の学生たちへ

VMSは2020年にプロフェッショナルなヴィジュアルマーチャンダイザーの人材を養成する目的で「VMSアカデミー」を開講し、外資・国産ブランドで活躍する多くのヴィジュアルマーチャンダイザーの育成を進めています。加えて、代表の堀田自らが大学や服飾専門学校にて学生向けに最もモダンでグローバルレベルの新しい「VM特別講座」を行うなど、各種教育機関とも積極的に交流を続けてきました。

台湾実践大学は1958に設立された私立の総合大学。台北と高雄にキャンパスを置き、設計、商業、文化などの5学院に33の学科を擁しています。中でもファッションデザイン、建築デザイン、工業デザイン、コミュニケーションデザイン、服飾経営などの学科は知名度が高く、海外研修など学生のために様々な学びの機会を設けることに力を入れています。

ファッションデザイン学科の講師が、VMSアカデミーや大学での講義等を通してVM教育に力を入れるVMSの教育活動に以前より関心を寄せていたことから、このたび、VMSによる講義が実現しました。

 

「今のVMスタンダードとは?」気付きを促す講義

講義は日本への研修旅行の1プログラムとして日本のWMH本社を会場に行われ、ファッションデザイン学科を学ぶ16名の生徒が出席。VMS代表の堀田健一郎が、気付きを持ち“今のVMスタンダード”を知ってもらうことを目的とした講義を行いました。前半の講義では、現在の「ヴィジュアルマーチャンダイジング」のトレンド変化や来店を促すにはどうすべきかなどVMSが教育活動の中で伝えている基本を、これまで手掛けてきたウィンドウやディスプレイの事例とともに説明。さらに「しんどいKPIは?」から入店を促すための「店頭(エントランス周辺)でお店が一番気を付けるべきことは?」と受講生たちに問いかけ、自ら考えて理解を深めてもらいながら講義を進めました。

 

学んだ知識を実践し、体験しながら覚える

後半は、今学んだことを実践するワークショップを4チームに分かれて実施。「導線を作る」をテーマに表現すべくトルソーや各ツールを使って各々に自分たちが考える「表現」を完成。互いの考え方やディスプレイの評価を、現役ヴィジュアルマーチャンダイザーであるVMSスタッフからも伝え、受講生たちは熱心に耳を傾けていました。生徒たちからは「このような基本の『ロジック』と『マジック』を組み合わせる考え方は初めて知った」という声が挙がり、また引率していた講師の董雅卉氏もVMSの指導について「今までにない講義に、生徒たちはとても喜んでいる。このような講義がもっと広がれば!と思った」と感想を語りました。

 

 
 

人材育成への思い VMS代表 堀田健一郎

もっと多くの若い方にファッション業界が魅力ある業界だと感じてもらいたい。現代のファッションシーンに必要な新しい「VM=ヴィジュアルマーチャンダイジング」を学び就職をすれば、自身の活動や、あるいは店舗運営においても、たくさんのアクションを起こすためのアイデアと選択肢を持つことができると信じています。毎日ファッション業界の最前線に立って経験し、実際に現場で起こっている「今」を話せるVMSだからこそ、我々が教育機関で教壇に立つ意味があると考えています


VISUAL MERCHANDISING STUDIO株式会社 代表取締役社長 堀田健一郎

ルイ・ヴィトンジャパン、ドルチェ&ガッバーナジャパン、イッセイミヤケなどにて Visual Merchandising の責任者を15年以上歴任。自身の販売職経験から得 た「お客さま第一のVM」をベースに、最前線で培った視点から「マーケティング」 「店頭」「人材」をつなぐことができる多角的な「ヴィジュアルマーチャンダイジング =VM」を提供。セミナー、大学・服飾専門学校での講演他、メディア出演・掲載多数。